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サイズの合っていない指輪をつけていると起こりうること

4月ももうすぐ半ば。
今年の4月は雨の日が多いですね。
せっかくの桜も見れる時期が今年は短かったように思います。
人気の所以はその特別感なんでしょうね。
さて、今月の店長のひとりごとは
お客様とジュエリーのお修理のお話
をしている際に度々、話題になることについて
お話したいと思います。
ジュエリーのリペア(お修理)のうちサイズ直しについて
お話したいと思います。サイズの合っていない指輪を
しているとどんなことが起こりうるのでしょう。

サイズの合っていない指輪をつけていると起こりうること

サイズ直しのお修理はとても多いご依頼事項ですが、

 

「思ったより費用がかかるね。」

 

「意外と安くサイズ直しできるのね」

 

「サイズ直しできると思わなかった」

 

その他、お客様の反応は様々ですが、
そもそもサイズが合ってない指輪をしていると
お修理の観点からみるとなぜ良くないのでしょう?
サイズの合っていない指輪を付けている方の
思っておられることはおそらくこんな感じでしょうか?
☆少しキツいけど、少しやせたらぴったりになるだろう。
☆少しユルいけど、つけれないこともない。
☆サイズ直しにいくのがめんどくさい
上記のようなことでなかなか持ってこなかったとのお話を聞くことがあります。
 サイズの大きい指輪をつけておられる方によくあるパターンとして指輪が指に食い込んで、抜けなくなった、もっとひどい場合は痛い。または結局抜けず、消防署で切断して外してもらったパターン。ケガが無いことが一番ですが、消防署で切断してもらった後のお修理はもちろん普通のサイズ直しよりたくさん費用がかかります
一方、サイズの緩い指輪をつけておられる方によくあるケースは指輪の変形です。荷物を持ったりした際に隙間があるので、力が大きく作用した時によく変形してしまいます。こうなると宝石がついている指輪は石落としのリスクも高くなりますし、指輪全体のひび割れや切れの故障も起きやすくなります。なによりぶかぶかな指輪は落として失くしてしまうリスクもありますね。こちらも不具合があった際は通常のお修理代金より多くの費用がかかる場合がほとんどです
そうならないのが一番良いですが、ぴったりのサイズの指輪をつけているのが事故が起きにくいということです。お気に入りの指輪は定期的に宝石の扱いのあるお店に行ってサイズが合っているか確認して頂くといいですね。購入店ならなおさら快く、測って下さると思いますよ。
今日のひとりごとはここまで!
当店でもサイズ直しなどのジュエリーリペア(修理)のご依頼を承っております。何かジュエリーに関することでお困りごとがありましたら、お知らせくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
地金溶解2