ネックレスの留め具あれこれ

高校野球も終わり、夏の終わりを感じたいところですが、まだまだ猛暑継続ですね。体力勝負になりそうです。さて、今月の店長のひとりごとはジュエリーリフォームやジュエリーリリペア(修理)の場面でよくよくお話頂く、ネックレスの留め具についてお話したいと思います。年齢とともに“小さな留め具は使いにくい”といったご意見やお若い方は“できるだけ目立たない留め具が良い”など年代で好みの様々。お客様にとって、おしゃれと使い勝手の両方のバランスが一番いい留め具はどれでしょうか?

引き輪 貴金属ジュエリーで一番良く見る留め具

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貴金属ジュエリーで一番多く、みられるのがこのタイプの留め具です。輪っかの大きさの大小いろいろありますが、細いチェーンには小さい引き輪が太いチェーンには大きい引き輪が一般的には付いています。引っ掛ける開け閉めする部分にはバネが入っていて、長年ご使用になったり、一年中ネックレスをつけっぱなっしで生活されている場合などはバネが劣化して開閉できなくなったり開いたままという故障が起きます。バネの部分は貴金属ではないので、錆てきてしまうのが原因です。

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引き輪は小さく精密にできているので部品が小さく、ご年配の方には扱いにくい場合があります。そこで“ラク輪”という指をひっかける部分が少し大きくなっている引き輪もあります。ちょっとの差ですが、脱着はかなりしやすくなります。ツメのおしゃれをされている方にも留め具の開閉がしやすいですね。少しの差なのですが、格段に開閉がしやすくなります。

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重量のあるジュエリーにはフックタイプの引き輪がついていることもあります。留め具の重量もありますので、通常の引き輪に比べてお値段も高くなります。構造もしっかりめにできていますので、メンズのジュエリーについている場合が多いです。

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パールのネックレスの留め具

パールのネックレスのお修理をお持ちのなる際、4~5人に1人くらいの割合で留め具も故障されているケースがあります。その場合、大きく2種類の留め具があるのですが、「どう違うの?」との疑問を持たれるお客様もいらっしゃいます。ここではパールのネックレスの留め具のご紹介です。
真珠のネックレスをはじめ、天然石の連ものネックレスなどに使う留め具を“クラスプ”と一般的に呼びます。パールのネックレスに使うクラスプは大きく分けて2種類あります。呼称はたくさんありお店によって異なりますが、当店では“板バネタイプ”・“ワンタッチタイプ”と呼んでいます。それぞれのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

板バネタイプ

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20年前くらいまではこのタイプのクラスプが一般的でした。板状のバネの効いたものを本体に差し込んで留めるタイプの留め具です。シルバー製のものが圧倒的に多いですが、14金ホワイトゴールド製や18金イエローゴールドのものもあります。

メリット

・ワンタッチ式クラスプに比べて安価。

デメリット

・板状の部分のバーツの故障が多い。
・近年はワンタッチタイプが主流なので古いイメージがある。

ワンタッチ式

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最近のパールネックレスについている留め具はほとんどこのタイプのクラスプがついています。棒状のパーツを本体に差し込んで留めるタイプのクラスプです。慣れると脱着もとてもしやすい構造になっています。こちらもシルバー製のものが主流です。

メリット

・板バネタイプに比べ故障が少ない
・スマートなデザインになる

デメリット

・板バネタイプに比べやや高価(¥1,000程度)

 

最後に・・・。

留め具は脱着の際に何度も使う部分なので当然故障も多くなります。経年とともに劣化はしてしまう側面はありますが、構造を正しく知ってできる限り故障のリスクを減らし、なおかつ使いやすい留め具を使いたいですね。
今日のひとりごとはここまで!今月も長文にお付き合いありがとうございました。

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