Before
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After
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その他の修理(リペア)事例 No,236の詳細

お客様からのご相談

指輪の下の部分が切れてしまった指輪のお修理事例。一見地味な事例ですが、良くご相談頂くお修理です。お客様の場合は以前にも別の場所で修理してもらったそうなのですが、また切れてしまったそうです。これは前のお店の修理が原因でなく、かなり昔に作られたものは金の使用量がいまよりうんと少ないものが多いです。今も金は貴重ですが、今よりよりもっと金は貴重品で、たっぷりと使えなかった背景もあるようです。長年の思い出のあるアイテム。長く、丈夫に使うためのお修理です。

リフォームのポイント

当店ではこのお修理のことを“切り継ぎ修理”と呼んでおり、指輪のウデ下部分のリング幅と指輪の厚みをつけて、良く摩耗する場所を強くするお修理です。今回のケースは具体的な数字ではウデ下の幅を約1.5mmから2mmに。厚みを約0.6mmから約1.0mmにしました。指輪の上の部分の重量感とのバランスもありますので、今回はこのバランスにしました。もちろん18金を足して、指輪のウデ下の部分を作り直すお修理です。これだけでも随分と強度のある指輪になります。
今回の場合、お客様が中石を失くされた指輪の18金をお持ちでしたので、そちらの18金を使用した“切り継ぎ修理”しました。残った18金はお下取りさせて頂きました。

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料金

18金リング切り継ぎ修理 ¥11,600+税
残18金下取り ▲¥4,729+税
お客様ご負担金額 ¥6,871+税(¥7,420税込)
※足した18金はお客様のものを使用。