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After
パールのリペア(修理)事例 No,193の詳細
お客様からのご相談
南洋真珠のブローチのご相談。ペンダントトップとブローチと2Wayで使えるように作られているのですが、お客様はブローチでしかお使いになれれなく、しかもブローチで使っていると“おじぎ”をしてしまってほとんど90度下に向いてしまうような状態でした。
リフォームのポイント
今回のお修理のポイントは第一にブローチとして付けた時に“おじぎ”せず安定させること。ペンダントとしてお使いになることはないとのことで、ブローチとして安定させることを目的とした修理です。ブローチの裏にはバランサーと言って表の真珠などの宝石がついている面との重さのバランスをとるものがついているのですが、2Wayになっているが故、また真珠が南洋珠の為、大きくて重たいのでバランスが取れていませんでした。お修理としてはバランサーの面積を大きく作り替えることと、自然な曲線にしてブローチのデザインの邪魔をしないように作り替えました。⇩下の画像をクリックしますと大きな画像でご覧いただけます。